仁尾サンセットピークに宿泊してきました!【香川県三豊市/グランピング】

宿泊

こんにちは。
香川県民の「ぷに」です。

香川県三豊みとよ市にある「仁尾におサンセットピーク」に宿泊してきました!

仁尾サンセットピークは未経験でもキャンプが楽しめる1日2組限定のグランピング施設です

キャンプをしたことがない方、これからキャンプを始めようとしている方にかなりオススメ◎

「キャンプでこんなことがしたかった!」が全部できるとても充実した施設です。

キャンプ用品や設備が揃っているので、キャンプ初心者でも手軽に気軽に楽しめますよ。

日帰りの利用も可能ですが、今回は宿泊について詳しく紹介します。

予約時に疑問だったこと、実際に宿泊して分かったこと、こうしておけばよかったことなどをまとめました。

ぜひ参考にしてください!

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仁尾サンセットピークについて

1.特徴

仁尾サンセットピークの特徴はこちらです。

・テントなどすべて設営済み。すぐにキャンプを始めることができる!

1日2組限定!

景色が最高!

・サイト内に台所、冷蔵庫、トイレ、シャワールーム、五右衛門風呂付き。プライベート感がある!

五右衛門風呂に入ることができる!

焚火ができる!

・サイトの周りはとても静か。鳥のさえずりや父母ヶ浜の波の音を聴きながらキャンプができる!

・天気が良ければ夜には満点の星空が見える!

値段が安い!

キャンプ用品や設備が揃っており、どれも新しくきれいで快適です。

また、キャンプならではの楽しみ(BBQ、焚火、テントで寝ることなど)はもちろん、五右衛門風呂に入ったり、星を見たり、波の音を聴いたりととても贅沢な体験ができますよ。

これだけ楽しめて、4人までの基本料金が平日2,2000円、土日祝日26,400円。
他のグランピング施設と比較しても安いのでとってもオススメです!
※追加料金を支払えば各サイト最大8名まで利用できます。

2.場所

仁尾サンセットピークは「父母ヶ浜ちちぶがはま」に面した山の中腹にあります。

山の中にAサイト・Bサイトの2種類あり、棚田状に配置されサイトによって見える景色と広さが異なります。

「古木里庫」

チェックインはサイトから少し離れた「古木里庫こきりこ」というお店で行い、

チェックインが終わったら車でサイトに向かいます。

3.Aサイト

AサイトはBサイトの上にあり、より高い場所から景色を楽しむことができます。

Bサイトより狭いですが十分な広さあり◎

4.Bサイト

Aサイトの下にBサイトがあります。

Aサイトより若干景色は劣りますが、スペースがとても広いです。

感覚としてはAサイトの約1.5倍あります。

手前の柵がAサイトの柵
手前の柵がAサイトの柵

↑ AサイトからBサイトを見た写真です。

1点、私が気になったのはこのA・Bサイトの棚田状の配置です。

落差は3mほどありますが、ほぼほぼ同じラインに配置されているのでAサイトの柵に立たれると、Bサイトが丸見え状態に。

特に五右衛門風呂に入る際には注意が必要です。

5.Aサイト、Bサイトどちらがオススメ?

Aサイト、Bサイト、どちらがオススメかと言われたら圧倒的にAサイト。

Aサイトが一番上に位置しているのでプライベート感があり、景色もきれいです。

何より五右衛門風呂に入るときに見られる心配がないのがいいですね。
※五右衛門風呂は四方を布で囲えるようになっていますが、囲わない方が解放感が抜群です。
また、シャワールームから五右衛門風呂へは直接行けず、一度外に出て数歩歩いて五右衛門風呂に行くようになります。シャワールームで体を洗ってから入りたい方は、Aサイトであれば視線が気にならず体を洗った後バスタオルを巻いて五右衛門風呂まで行けるので楽です◎

この五右衛門風呂問題・・・

Aサイトの視線はかなり気になります。
女の子と一緒に行く場合はBサイトは避けた方がいいです。

ただしAサイトの方が狭いので、人数によってはBサイトの方がスペース的に快適かと思います。
子どもが走ったり遊んだりしたい場合もBサイトの方が広いので快適かもしれません。

ちなみに・・・
自分達以外に誰も予約していなければ貸し切り状態。
平日や日曜日はA・Bサイト両方埋まることがほぼないのでオススメです。

6.駐車場

サイト近くの駐車場

どちらも車1台ならサイト内に置くことになります。(芝生の部分は駐車禁止)

複数台で行く場合、サイト近くの駐車場を利用できます。(A・Bサイト共有で4台駐車可能)

Aサイトの詳細

1.最初のサイトの状態

私が利用したAサイトについて詳しく紹介します。

チェックイン後サイトに到着すると以下のものがセッティング済みでした。

テント
テーブル
イス
BBQコンロ(鉄板・網)
火起こし器
焚火台
焚火用の薪(※当日チェックイン時に購入)
ランタン
ランタンをかける台
五右衛門風呂用の木

タープは最初設営されていなかったので設営してもらいました。
自分で設営できないものがもしあれば、遠慮なくお願いしましょう!

2.それぞれの設備・配置

AサイトもBサイトも設備は同じです。
※テントの配置だけ若干異なります。

五右衛門風呂は屋外にあり、防水シーツで四方向囲めるようになっています。

すぐ側には、青い箱に入った五右衛門風呂用の薪があります。
※写真は翌朝撮影しているので薪が少ないですが、チェックイン時は満杯です。

シャワールームと五右衛門風呂の前には柵があり、入浴時の目隠しになっています。

※目隠しの柵があるといっても、真横からは見えてしまうので注意してくださいね。

3.Aサイトからの景色

日中
夕方

Aサイトからの景色がこちら。

高台にあるので景色は最高です。

父母ヶ浜、瀬戸内海、伊吹島、夕方になると夕日が見えます。

テントの中

テントの中はとても広く、収容人数8名のテントです。

こんな感じでセッティングしてくれています。

ヒーターが1台置いてあり、夜になると大活躍。

これがないとかなり寒いです。

※私が行った3月は日中は暖かかったのですが、夜はかなり冷えました。

側面の一部はメッシュ生地になっていて、小窓のように開けられたり、床から30㎝ほど全周性に開けることもできます。

暑い季節になったら大活躍ですね。

寝る時はエアーマットを敷いて寝袋の中に入って寝ます。

これだけだと朝晩はかなり寒いので温かい寝間着や毛布は必須です。

気になる寝心地は・・・

エアーマットがあるので、畳の上で寝ている感覚でした。

朝起きた時に少し体が痛かったので寝心地がいいとは言えませんが、朝まで目覚めることなく寝ることができました◎

台所周辺

1.シンク

水道はお湯とお水の両方使えます。

アルコールジェル、
ハンドソープ、
食器洗剤、
スポンジ、
三角コーナー(シンク下の右端のケースの中に入っています)が備え付けてあります。

2.冷蔵庫

冷蔵庫は中くらいの大きさです。

1泊分の食材であれば十分な容量。

一番上は冷凍庫、その下が氷、その下が冷蔵庫になっています。

3.ゴミ箱

ゴミはゴミ箱に書いてある分別を守って捨てます。

トイレ

不自由ない普通のトイレでニオイなども特に気になりません。

便座も温かいので「ひやっ」とすることもありません◎

シャワールーム

シャワールームは、脱衣所、鏡、脱衣カゴがあり問題なく使用できます。

シャワーのところはカーテンで閉められるようになっています。

サイト内にある物品

サイト内にあるものは全て自由に使うことができます。
※詳しくは仁尾サンセットピークの公式ホームページ “備品案内” でご確認ください。

使い方が分からなかったり、自分で組み立てられないものはサイトに案内してもらったときに確認しておきましょう。

設備の使用方法などについては、チェックイン後、管理人さんからサイトにて説明をうけます。
説明が終わったら管理人さんは「古木里庫」に戻り、17時以降は帰宅されるので要注意!自宅から駆けつけてもらうことになってしまいます…

1.食器など

お皿の一部
鍋、フライパン

マグカップ
シェラカップ
お皿(数種類)
スプーン・フォーク4組
調理道具(フライパン・鍋・フタ)
直火OKのケトル
ザル
包丁
まな板
トング2本(長い・短い)
調理器具(フライ返しなど)
鍋敷き2つ
割りばし6膳
ふきん2枚
キッチンペーパー2つ

・シェラカップや鍋はメモリ付き。
計量カップとしても使えます。

・お皿とコップはステンレス製。
洗えば何回でも使え、お皿はかなりの種類(大きい・小さい・薄い・深い)あるので十分足ります。

・お箸は6膳ありましたが、地面に落ちたり、調理用に使用することもあるので予備があった方が◎

2.火のもの

延長コード
懐中電灯
ガスバーナー
チャッカマン
着火剤6個くらい
ガス缶
うちわ
手袋

・チャッカマンは一つだけしか入っていないので、もしものためにチャッカマンやライターなど火のつく道具を持って行っておくと安心です。

・着火剤は個包装のジェルタイプが6つありましたが、予備も持っていきましょう。

3.その他キャンプ用品

寝袋
エアーマット
イス
テーブル
ランタン
バケツ
はしご
ガスコンロ
扇風機
救急箱
電池予備
ほうき・ちりとり
掃除機

火起こしの方法

火起こし器があるので簡単に火が起こせます。

①火ばさみを使って火起こし器に炭を入れる。

②取っ手を持って火起こし器を一度持ち上げ、底の中心に着火剤を1つ置きチャッカマンで点火。

③火起こし器を底の上に再び置き放置。

※オレンジ色のグローブは自前です。

放置しておくだけで10分もすれば大きな火が付きます◎

④大きな火が付いたら軍手を装着し、火起こし器の取っ手を持ってBBQコンロに移す。
※取っ手は熱いので必ず軍手を装着しましょう。

焚火のやり方

チェックイン時に550円で購入
「焚き火用の薪1キャリー分」

焚火は炭と違って炎が大きく、火の粉が飛ぶので必ず土の上で行います。

草が焼けたり、テントやタープに火の粉が移って穴が開いたりするので燃えやすいものの近くではしないようにしましょう。

①焚火台の中心に着火剤を置き、小さい木をピラミッドのように組み立てて着火剤に点火。

②大きな火がついたら薪を数個置く。

③薪に火が移れば長い時間燃えてくれるので、消えそうになる前にちょっとずつ薪を追加する。

焚火用の薪1キャリー分で約8時間楽しめました。

五右衛門風呂の使い方

①栓をする。

②五右衛門風呂の隣にある水道のホースを使ってお水を張る。

五右衛門風呂の大きさとしては1人用で、深さは肩まで浸かれます。

③木を燃やしてお湯を沸かす。

五右衛門風呂の近くにある青い箱に入っているのが「五右衛門風呂用の木」です。

約10本をかまどの中に入れて着火剤を使って火をつければあっという間に燃え始めます。

④燃え始めたら扉を閉める。

空気が入って燃えやすいように窓を2カ所開けておきます。

温度計を入れて、上蓋を閉めて、お湯が沸くまで待機。

待つこと約1時間30分・・・
長!!!!
こんなに時間がかかるとは思わなかったよ~

温度計の目盛りが赤い□に到達すれば適温です。

⑤お湯が適温になったら、底はとても熱いので水色の底板を沈めてこの上に乗ってお湯に浸かる。

側面は全く熱くないので寄りかかっても大丈夫ですよ◎

保温効果が高く、からだがポカポカになりました♪

残り湯で翌朝もう一度入浴。

12℃くらいに下がっていましたが、沸かし始めて約30分で適温に。
かなり時間短縮できました。

1泊2日のタイムスケジュール

私が宿泊した時のタイムスケジュールを紹介します。

参考にしてください。

1日目

古木里庫

14:00 古木里庫でチェックイン
検温、書類記入、焚火用の薪を購入、料金支払い。

14:10 管理人さんが車でサイトまで誘導

道が狭く、カーブがきついところが2カ所あります。
大きな車だと行けないので要注意!
その場合は古木里庫に車を置き、サイトまで徒歩で行くことになります。

14:15 Aサイト到着
道具の使い方、注意事項、チェックアウトの方法の説明を受ける。

14:30 タープを設営してもらう

14:45 タープ設営完了し、管理人さん帰る

15:00 BBQコンロの火起こし

15:20 BBQ(焼き芋、焼きそば、イカ焼き)

16:00 休憩~のんびりタイム~

17:00 テント内を寝る仕様に整える

17:20 食材準備

18:45 ごはんを炊く

19:15 ごはんが炊ける
BBQ(ごはん、焼き肉、ウインナー、焼き鳥、海鮮焼き、ベーコンアスパラ、カプレーゼ、インスタントラーメンなど)

20:00 焚火を楽しむ

21:00 五右衛門風呂を沸かす

水を貯めて湯が沸くまで
なんと1時間30分もかかりました・・・

22:30 五右衛門風呂が沸く
シャワー、五右衛門風呂入浴。(1人30分くらい)

23:30 就寝

ちなみに、消灯時間は決まっていません。
好きな時間に寝てOK◎

2日目

06:00 起床
     五右衛門風呂を沸かす

06:30 五右衛門風呂が沸く
     入浴

07:00 朝食準備

07:30 朝食(ホットサンド、コーヒー)

08:30 片付け
※食器類はかごの中に入れ、道具や鎮火した炭や木はそのまま置いておく。

09:45 チェックアウト
※Aサイトでチェックアウト。

家から持ってくる必需品

食材
調味料
飲み物

アルミホイル
サランラップ
輪ゴム
手拭きタオル
ティッシュ
予備のお箸

炭※当日チェックイン時に古木里庫で購入可能。
予備の着火剤
チャッカマン or ライター or マッチ

シャンプー・リンス
ボディソープ
歯ブラシ・歯磨き粉
バスタオル
ドライヤー
虫刺され薬(冬は不要)

毛布

下着
靴下

あったかい寝間着

朝晩はかなり冷え込みます。
しっかり防寒対策をしていきましょう!

あると便利なもの

ホットサンドメーカー
→美味しいホットサンドができる。朝食にピッタリ。

今回のために購入。
とても簡単に美味しくできました。

 ホットサンドメーカー(直火対応)一覧はこちら

≫Yahoo!ショッピング≫楽天市場≫Amazon

飯ごう
→美味しいご飯が炊ける。

キッチンバサミ
→包丁で切るより時短になる。

サンダル
→靴の脱ぎ履きがしやすいのでテントの出入りが楽。

帽子
→天気がいいと日差しが眩しいのであると快適。日焼け対策にも。

カイロ
→防寒対策。

ひざ掛け
→防寒対策。

電気毛布
→防寒対策。

遊ぶもの(トランプなど)
→何しようかな~という時間ができた時に楽しめる。

近場のおすすめスーパー

もし仁尾サンセットピーク周辺で食材等の買い物をしたいなら、「ピカソ 詫間たくま店」がオススメ。

仁尾サンセットピークから車で約10分のところにあります。

香川県内に5店舗ある地元密着スーパーで新鮮な食材が買えますよ♪

大型スーパーで、なんでも売っているのでキャンプの食材は全部揃います。

特におすすめなのが地元食材。

地元で収穫された新鮮な野菜、

地元の漁港で採れた新鮮な魚、

香川県のブランド牛「オリーブ牛」など香川県ならではの食材が揃います。

お肉はBBQにぴったりな焼き肉(ホルモン類もあり)、ステーキ、味付き骨付き鶏、焼き鳥などなど豊富な品揃え。

ぜひ立ち寄ってみてください!

ちなみに、仁尾サンセットピーク周辺にはコンビニが2カ所あります。
仁尾サンセットピークから
①約200mの場所にデイリーヤマザキ(三豊仁尾町店)
②約1㎞の場所にローソン(仁尾町店)

です。

雨の日にできないこと

雨の日でもキャンプは利用できますが、できることが制限されます。
※台風など天気の大荒れが予測できる場合は、仁尾サンセットピークから連絡があり中止となります。

制限される内容はこちら。

・焚火ができない

・タープの下でしかBBQができない

サイト内は地面が土で、屋根がある部分がほとんどないので、雨の日は避けた方がいいです。

予約方法・キャンセル料について

予約方法は公式ホームページのみです。

宿泊希望日の6か月前の月~7日前まで予約を受け付けており、ホームページでは予約状況も見ることができます。
土曜日や連休はすぐに埋まってしまうので早めの予約がオススメです。

≫仁尾サンセットピークの公式ホームページはこちら

キャンセル料については以下のとおりです。

・予約日の1週間~2日前までは利用料金の50%

・前日および当日は利用料金全額

ただし、天候急変のキャンセルについては前日でもキャンセル料無料です。

私の場合、コロコロと天気が変わり1週間前は天気が確定していませんでした。
3日前になると確定したので、気長に待った方がいいと思います。

もし雨になるか分からず不安だったら仁尾サンセットピークに直接連絡しましょう。
天気予報を見て中止にした方がいいか相談にのってくれます。

120%楽しむポイント

・楽しくてあっという間に時間が過ぎるので、チェックイン開始時刻(14時)にチェックインできるようにしよう!

・チェックイン後サイトの説明が終わったら、管理人さんは古木里庫に戻り自分達だけになります。何かあれば管理人さんの携帯電話(キャンプ当日に教えてもらえます)に連絡できますが、管理人さんは17時以降はいません。17時以降は自宅から駆けつけてもらうことになるので、何かあれば早めに解決しておこう!

・キャンプをしていると時計を見ることがなく時間が分からなくなるので、タイムスケジュールを決めて時間をチェックするようにしよう!

・五右衛門風呂を沸かすのに1時間30分かかるので計画的に準備しよう!

・食材はできるだけ下準備をしていくか(切ったり味付けしたり・・・)、下準備なしでできる or 簡単な下準備のメニューにしよう!

・仁尾サンセットピークのホームページでは「薪1キャリー分(風呂焚き、焚き火用)は無料」となっていますが、この薪はあっという間に燃えてしまう木しか入っていません。風呂炊き用としては足りますが、焚火用としては不十分なので「焚火用の薪」を用意しよう!
※ チェックイン時に古木里庫で購入可能(550円)。

・日中は暖かくても、朝晩はかなり冷え込むのでしっかり防寒対策をしていこう!

以上、仁尾サンセットピークの1泊2日を紹介しました。

私は初めてキャンプをしたのですが、トラブルなく快適に過ごすことができました。

とっても楽しかったのでまた宿泊する予定です。

きっとみなさんも楽しめますよ♪

友達、カップル、家族とぜひ利用してみて下さいね!

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